「仁川(インチョン)国際空港鉄道」全線開通 |
・・・体験記、ミョンドン地下鉄駅まで、たったの360円(70分) |
成田空港から仁川(インチョン)空港に行き、この度、全線開通した空港鉄道経由ソウル駅まで行ってきました。鉄道では座席指定の直通列車はあえて避け一般列車を利用しました。 その道中を写真ご紹介します。2010年(平成22年)末の写真です。 |
○成田空港まで ・協会のある東京の新橋駅を起点とすると、さまざまな行き方がありますがこの場合も鉄道にこだわってみました。15:00ころの出発です。 ・大きく2つ選択肢があります。「JR」利用と「都営浅草線・成田スカイアクセス線」利用です。 1.JR JRエアポート成田(写真01) 15:08JR新橋駅発 16:44JR成田空港駅着 96分間1,450円(片道)
2.都営浅草線・成田スカイアクセス線 エアポート快特 14:59都営浅草線新橋駅発 16:12成田スカイアクセス線成田空港駅着 73分間、1,280円(片道) (写真01) この写真(写真01)はJRエアポート成田の内部です。一般的な快速列車です。値段が高く、時間のかかるJRを利用した理由は、「青春18きっぷ」の利用残があったからです。 ○成田空港での道中 アシアナ航空は第一ターミナル南ウィングでした。 (写真02) ・終点のJR成田空港駅は第一ターミナルにつながっています。右側が乗ってきたJRエアポート成田です。(写真02) (写真03) ・改札口では荷物検査がありパスポートを提示しました。(写真03) (写真04) ・案内に従って南ウィングに向かいます。(写真04)
(写真05) ・エスカレータで4階まで上がります。(写真05)
(写真06) ・南ウィングの「ご案内」カウンターです。チケット見せて搭乗手続き場所を聞きました。 Eの表示に行けと言われました。(写真06) (写真07) 「E」のカウンターの奥のほうがアシアナ航空のエコノミーのカウンターです。(写真07) (写真08) ・右側のアシアナの女性職員が笑顔で手続きをしてくれました。(写真08) (写真09) (写真10) (写真11) ・出したものは、「eチケット控え」と「パスポート」です。(写真09)今回は預ける荷物はありませんでした。戻ってきたのは「搭乗券」です。(写真10)ANAのマイレージが付くのだそうですが、ANAのカードを忘れたというと、あとで搭乗券を入れて送ってねと「封筒」をくれました。(写真11) (写真12) ・荷物検査と出国審査を済ませ、搭乗口前でしばらく待ちます。(写真12) (写真13) (写真14) ・搭乗時にはパスポートと搭乗券を見せます。約二時間のフライトです。(写真13)軽い食事もでます。飲み物はビールも選べます(無料)。(写真14) 機内で入国カードと税関申告書を配られるので、記入しておきます。 ○インチョン空港での道中 ・空港につき飛行機をおりると、まず入国審査です。記入しておいた入国カードを渡しパスポートを見せます。何も聞かれませんでした。つぎに預けておいた荷物があれば荷物が流れているターンテーブルからとりあげ、係の人に記入しておいた税関申告書を渡します。荷物のエックス線検査をうけ、電磁式のゲートをくぐらされましたが、無事パスしバッグは何も開けられず何も聞かれずに外にでました。 (写真15) ・そこは1階です。地下に降りる「空港鉄道」と表示されたエスカレータを探します。(写真15) (写真16) (写真17) (写真18) ・地下1階に降りると、空港鉄道の乗り場に向かう動く歩道が現れます。(写真16)地下1階を走る電動無料カートもありました。老弱者・障害者・妊産婦・荷物の多い客が優先的に利用できます。(写真17)駅はやや離れたところの地下2階にあります。(写真18) (写真19) ・動く歩道を下りて、さらに進むと切符売り場が現れます。日本語にも対応した自動発券機です。(写真19) (写真20) ・時刻表で発車時間を確かめます。(写真20) 仁川空港発⇒ソウル駅 5時 20, 30, 32, 38, 44, 50, 55 6時 00, 02, 09, 19, 25. 30, 32, 39, 51 7時 00, 05, 20, 30, 33, 44. 53 8〜20時 00, 07, 20, 30, 33, 44, 53 21時 00, 07, 20, 30, 33, 44,57 22時 09, 21, 33, 45, 57 23時 09, 21, 33(デジタルメディアシティ止), 45(デジタルメディアシティ止) 24時 00 (黔岩(コマム)止) (途中駅)仁川国際空港−空港貨物庁舎−雲西−黔岩−桂陽−金浦空港−デジタルメディアシティ−弘大入口−ソウル駅 太字が直通列車です。その他は一般列車で、ソウル駅行きの初電05:20、終電は23:21です。23:21の終電に乗ると53分後(24:14頃)にソウル駅に着きます。地下鉄4号線に連絡していて、漢城大入口駅行き 24:42 / タンコゲ駅行き 24:25 / 舎堂駅行き 24:43 に乗ることができます。また、23:33と23:45のデジタルメディアシティ駅止列車に乗ると42分後(24:15頃と24:27頃)デジタルメディアシティ駅に着きます。そこでは地下鉄6号線に連絡していて、それぞれ漢江鎮駅行き 24:25 / 孔徳駅行き 24:43に乗ることができます。 ソウル駅まで一般列車は53分(3,700ウォン)、座席指定の直通列車は43分(13,300ウォン)かかります。 一般列車を使い、ソウル駅で地下鉄4号線に乗り換えてミョンドン駅に行くとすると 53分+9分(ソウル駅での移動時間)+5分(昼間の地下鉄間隔)+3分(ソウルからミョンドンまで)=70分 3,700ウォン(一般列車運賃)+1,000ウォン(地下鉄運賃)=4,700ウォン →1,320ウォンが100円とすると(2011.1.17)なんと360円 また一般列車を使い、弘大入口駅で地下鉄2号線に乗り換えて乙支路入口駅に行くとすると 46分+5分(弘大入口駅での移動時間)+4分(昼間の地下鉄間隔)+12分(ソウルから乙支路入口まで)=67分 3,600ウォン(一般列車運賃)+1,000ウォン(地下鉄運賃)=4,600ウォン →1,320ウォンが100円とすると(2011.1.17)なんと350円 (写真21) (写真22) (写真23) 私のように以前ソウルで交通カードを入手済みの人間は、一般列車ならば、チケットを買わずに、すぐに改札の機械にかざして通って構いません。写真の左から右に伸びる青い実線が空港鉄道です。(写真21) ・改札を通ってホームに向かいます(写真22)(写真23) (写真24) 一般列車の車内(写真24) ○ソウル駅での道中 (写真25) 空港鉄道ソウル駅はかなり深いところに新設されました。(写真25) (写真26) 改札のあるフロアーまで2度エスカレータにのり上がります。(写真26) (写真27) さらに何度かエスカレータを乗り継ぐと駅裏への出口(地上レベル)が現れ、もう一度エスカレータにのると、ソウル駅の吹き抜けの大きなコンコース(2階レベル)にでます。コンコース側からみた写真です。(写真27) (写真28) コンコースの中でも駅裏に近いところです。この写真の左隣がKTXの改札口です。よって駅表の広場の地下に駅のある地下鉄の1号線と4号線に乗り換えるためには、このコンコースを横切り駅表側にむかうことになります、この図の赤い印が新駅です。(写真28) ○帰路の道中 (写真29)(写真30) (写真31) 帰りも空港鉄道を使いました。アシアナ航空、大韓航空、済州航空はソウル駅でチェックインができます。ただし出発の3時間前までです。私はアシアナなので利用しました。(写真29)カウンターは改札階の一つ上の階にあります。(写真30)(写真31) (写真32) (写真33) (写真34) ・直通列車に乗る人は無料でここで荷物のチェックインができます。一般列車の場合一人あたり3,000ウォンですが、しばらくは開業記念価格で無料です。ソウル駅の券売所、(写真32)改札口です。(写真33) 進行状況の車内表示もあります。(写真34) ソウル駅⇒仁川国際空港 5時 30, 45, 51 6時 00, 01, 10, 17, 23. 30, 35, 40, 48, 53 7時〜20時00, 03, 09, 16, 22, 26, 30 , 33, 39, 45, 49, 56 21時 00, 03, 09, 16, 22, 26, 30, 33, 39, 45, 49, 56 22時 00 , 04, 10, 18, 26, 34, 42, 50, 58 23時 06, 14, 22, 30, 38, 48 24時 00 下線の付いた数字は黔岩(コマム)駅止 (写真35) インチョン空港駅の改札口を出ると目の前にフライトの案内板があります。(写真35) (写真36) ここは地下一階です。2階レベルに上がる長いエスカレータにのります。(写真36) (写真37) 2階に上がったら前方に進み動く歩道にのります。(写真37) (写真38) 降りてからさらに前方に進むと突き当りますので、(写真38) 横手にあるエスカレータでもう一階分上にあがるとそこに、各社チェックインカウンターが並びます (写真39) 私はチェックインが済んでいますのでそのまま出国手続きにむかいました。(写真39) (写真40) 手荷物検査、パスポートを見せて出国審査を終え、免税品の受け取りを済ませ、搭乗口前で出発案内をまちます。(写真40) (写真41) (写真42) 帰りのフライト(写真41)でも軽い食事がでました。(写真42)携帯品・別送品申告書をわたされるので記入しておきました。 (写真43) 成田空港では、帰りもJRエアポート成田としました。一時間おきの発車なので、待ち時間にコーヒーを飲みほっと一息つきました。(写真43) 以上です!! |